働き方改革コラム

2023/5/17作成

「Middle East Respiratory Syndrome」の略で、「中東呼吸器症候群」のこと。2012年にサウジアラビアで初めて報告され、アラビア半島諸国を中心に広がった。症状は、発熱、咳、喉の痛み、息切れなどがあり、重症化すると肺炎や急性呼吸不全を引き起こすことがある。

感染源となる動物は特定されていないが、ヒトコブラクダが感染源のひとつと考えられている。WHOの発表では2022年10月17日時点で診断確定している患者数が2,600人、そのうち1,259人は重症化または死亡している。