病院向け
システムテンプレート

タイムカードやICカードによる打刻の場合、打刻忘れや不正打刻により正確な労働時間把握を妨げる可能性があります。ビーコン（※）で位置情報を取得して労働時間のデータを補完すれば、労務管理の負担を軽減できます。医師らはネームプレートの中に発信機を入れるだけ。玄関を通過すると、場所と時刻の情報を自動的に取得するのでまったく手間がかかりません。

玄関だけでなく診察室、医局、仮眠室などに受信機を設置すれば、その場所に滞在時間を取得して、申請内容との整合性確認や業務分析にも活用することができます。

医師や診療科ごとに時間外労働時間上限を紐づけ、設定したしきい値によって「注意」「警告」「超過」の3段階でアラートを通知します。本人への通知はもちろん管理者にも通知されるので、現時点での状況をもとに指導をすることができ、超過を見過ごすことがなくなります。

また、本人のポータル画面に連続勤務時間や勤務間インターバルの案内や代償休息の取得を促すメッセージが自動的に表示されるので、それに従って操作をするだけで、ルールに沿った勤務を行うことができます。

労務管理を正確に行うためには、医師らの協力が必要です。その一方で、病院では労務に関する申請の種類が多く、忙しい業務の中で何度も処理を行うことは大きな負担がかかります。そこで、複数の異なる申請を1度で済ませることができるように設計し、手間がかからないようにしています。

また、できる限り、選択式で入力ができるようにすることで、申請のために要する時間を削減。自己申告を前提とする副業・兼業先の管理をする上でも、入力のしやすさや手間が少ないことは重要なポイントです。

医師らの勤務状況をグラフや集計表で表示。時間外労働時間はもちろん、代償休息の取得状況、副業・兼業先の労働時間等も一目でわかり、直感的に状況を把握することができます。

労働時間の内訳も表示できるので、適切なフォローを可能にし、最適な業務時間配分、人員配置にも役立ちます。