働き方改革コラム

2023/5/17作成

就業規則

【読み方】しゅうぎょうきそく

企業や組織が従業員に対して定める、就業に関するルールや規則集のこと。職場でのルールを定め、労使双方がそれを守ることで労働者が安心して働くことができ、労使間の無用のトラブルを防ぐことができる。

就業規則には、必ず記載しなければならない事項(絶対的必要記載事項)と、企業や組織によって定めている場合に記載しなければならない事項(相対的必要記載事項)がある。前者は勤務時間、休憩時間、休日、休暇、労働条件、賃金、昇給、退職・解雇などが該当する。後者には退職手当、賞与、福利厚生、安全衛生、職業訓練、災害補償、表彰・制裁などが含まれる。

法令や労働協約に基づいて定められるものであり、就業規則で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分について無効になる。常時10人以上の労働者を使用する事業所は、就業規則を作成し、その事業所を管轄する労働基準監督署に届け出る必要がある。

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