2025/10/27作成
偽装請負
【読み方】ぎそううけおい偽装請負とは、労働者派遣契約や業務委託契約の形式を取りながら、実態としては労働者が派遣先企業の指揮命令下で働いている状態を指す違法行為である。
請負契約では、受託者が業務の完成を目的として自らの裁量で作業を行うことが原則であるが、偽装請負では発注者が直接労働者に指示を出すなど、派遣契約に該当する実態が存在する。これにより、労働者保護の観点から定められた労働者派遣法の規制を回避しようとするケースが問題視されている。偽装請負が発覚した場合、企業は是正指導や行政処分の対象となり、労働者の安全や権利が損なわれる可能性がある。特に建設業やIT業界などで発生しやすく、契約形態と実態の整合性を保つことが重要である。
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