2026/6/15作成
エコノミークラス症候群
【読み方】えこのみーくらすしょうこうぐんエコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢で座り続けることにより血行が悪化し、下肢の静脈に血栓が生じることで発症する疾患の通称である。医学的には深部静脈血栓症や肺塞栓症を含む静脈血栓塞栓症(VTE)の一形態として整理される。
特に飛行機の狭い座席での長時間移動を契機として知られるが、長距離バスや自動車での移動、あるいは長時間のデスクワークなどでも発症する可能性がある。発症すると脚の腫れや痛みに加え、血栓が肺に移動した場合には呼吸困難など重篤な症状を引き起こすこともある。
予防には、水分補給や定期的なストレッチ、立ち上がって歩くといった対策が有効であり、労働安全や健康管理の観点からも理解が求められる疾患である。

