用語集

2024/12/20作成

スタグフレーション

【読み方】すたぐふれーしょん

スタグフレーションとは、経済成長が停滞する一方で、物価が上昇する現象を指す。通常、経済成長が停滞すると物価が下落するが、スタグフレーションでは、経済停滞と物価上昇が同時に進行する。日本でのスタグフレーションは、1970年代のオイルショック時など。海外では、1998年にロシアが経済危機に見舞われた際や2016年に英国がEUを離脱した際などが挙げられる。

スタグフレーションの原因としては、供給ショックやコストプッシュインフレが挙げられる。供給ショックとはモノやサービスの供給が突発的に変化し、その結果として価格が変動する現象のこと。供給ショックには、供給減少で物価が上昇する「負の供給ショック」、供給増加で物価が下落する「正の供給ショック」の2種類があり、スタグフレーションを引き起こす可能性があるのは、前者である。

コストプッシュインフレは原材料コストや労働コスト等の上昇によりインフレーションが進行することをいう。オイルショック時のスタグフレーションはこれに該当する。

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